自信を取り戻すヒント

教員をやめたいと思ったあなたへ|「辞める辞めない」以外の「3つ目の選択肢」

こんにちは!

「ねこまる」と申します。です。
「小学校で支援員をしながら、先生のオンライン秘書」をしています。

今日は

「小学校・中学校の先生をやっていて、教員辞めたい」と一度でも思ったことがある

というあなたへ

「辞めたいと思ったことがあるのはあなただけじゃない!」ということと

「辞める辞めない以外の第3の選択肢」について
お伝えしたいと思います。

最後まで読んでいただけましたら幸いです(=^・^=)

はじめに:

小学校・中学校の教員をしているあなたへ。
先ほども申しましたが
教員だったら「一度は教員を辞めたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。

私は教員の仕事をしている時、何度も辞めたいと思いました。

「辞めたいと思った時」あなたはどんな感情でしたか。

私は先生になりたくてここまで頑張ってきたのに何でうまくいかないんだろう。
なんで自分がこんなにつらい目に合わなければならないのだろうと思いました。

そんなことを思う自分を受け入れられず
辞めたいという気持ちを打ち消そうとしてしまう先生もいると思います。

子どもたちに教育をしている立場なのにと
自分を責めてしまう先生もいるかもしれません。

でもいったん教員の仕事から離れ、再び支援員として働き始めて
たくさんの先生と話す機会ができた今だからこそ言えることがあります。

それは「そんな自分を責める必要はない」ということです。

決して甘えているからでもありません。

今まで本気で毎日仕事に向き合ってきた証拠だと私は思います。

しかし、そんなこと言われてもやっぱり、今、苦しくて、逃げたくて、これからどうしたいのか分からない。
「教員を辞めたいけど、本当に辞めていいのか分からない」
「辞めるのも怖いけど、我慢してこのまま続けるのも限界」

それが本音なのではないでしょうか。

そしてそんな「狭間」にいる人が、実は一番多いのではないかと思うのです。

本記事では、「教員 辞めたい」と思いながらも、「辞めない選択肢」を模索しているあなたに向けて、 「辞める・辞めない」だけではない「3つ目の選択肢」についてお伝えしたいと思います。

「教員 辞めたい」という気持ちは否定しないでいてほしいです。
「教員を辞めない選択肢」を視野に入れながら、 今すぐ「白・黒」決めなくてもいい、あなたらしい道を一緒に探してみませんか。

どうぞよろしくお願いいたします。

1.やめたい気持ちは、あなたを守ろうとするサイン

「教員 辞めたい」と思うことは、決して悪いことではありません。むしろ、それは“今の働き方に無理がある”という体のサインかもしれません。

多くの先生がこんな悩みを抱えています:

  • 行事前で連日22時まで勤務
  • 家に帰っても育児と家事に追われ、休まる時間がない
  • 赤ちゃんの寝顔しか見られず、心が痛む
  • 家のローンと車のローンがあり、生活の不安がつきまとう

本当は子どもが好きで、授業もやりがいがある。だけど…雑務、会議、保護者対応、校務分掌…「本当にやりたかった仕事」からどんどん離れていっている。

このままじゃ壊れてしまう。 そう思って「教員 辞めたい」と検索するのは、ごくごく自然なことなのです。

まずは、「辞めたいと思う自分の気持ち」を認めてあげましょう。

がんばっているからこそ、そんな思いがこみ上げてくる。

認めてあげるだけでは足りないですね。

まずは、頑張っている自分をめいいっぱい褒めてあげましょう!

本当によく頑張ている!
私からも拍手を送ります✨✨

2.「辞める」か「辞めないか」しか選べないと思っていませんか?

先生が「教員辞めたい」と思ったとき、次にぶつかるのは、この二択です。

当たり前ですが、多くの人がこの2択で迷います。

  • A:思い切って辞めてしまう
  • B:なんとか踏ん張って続ける

そして、そのどちらにも今すぐ踏み出せない状態が続きます。

これは当たり前のことです。

なのに、この状態の自分を「中途半端」だと責めてしまう。

ただでさえ、つらいのに、それに追い打ちおかけるように自分を痛めつけてしまうのです。

まじめで誠実な子どもたちに人気のある先生ほどそうなることが多いと感じます。

しかしここで考えてほしいことは

本当に、選択肢はその2つしかないのか?ということです。

辞めたいけれどやめられない先生とは
たとえば、

  • 家のローンと車のローンがあるから、転職なんて現実的に考えられない
  • 転職サイトを見てし就職先を探してみたけど、「自分にできそうな仕事」がなかった
  • 辞めると他の先生に迷惑がかかるというプレッシャーがある

こんな悩みを持っているのではないでしょうか。
「辞めたいけど辞められない」という
“第三の層”にいる人で、 そして、実はそういう人こそが一番多いのではないかと思います。

「辞めたいけれど辞められない」

それの何が悪いのでしょう。

健全な選択だと私は思います。

そして、これこそが「3つ目の選択肢」なのです。

それは、「我慢して辞めない選択をした」のと一緒じゃないか!

そう思われてもしかたありません。

でも「我慢」は違うと思うのです。

大事なのは我慢せずに続ける方法です。

その考え方を次に詳しくお話ししたいと思います。

3.「3つ目の選択肢」という考え方

ここからは、「辞める・辞めない」ではなく、間の“グレーゾーン”にある「3つ目の選択肢」について深掘っていこうと思います。

「3つ目の選択肢」とは、先ほども言いましたが

我慢して辞めない選択ではないのです。

「3つ目の選択肢」を一言で言うと

「辞めたい気持ちを認めつつ、実際は教員を辞めずに乗り切る」という
選択です。

そんなの何の解決にもなってないじゃないか!と思いますよね。

そんなあなたに
今から、「3つ目の選択肢」でやる行動を具体的に3つお伝えしたいと思います。

① 自分の気持ちを“言葉”にしてみる(書き出しワーク)

まずは、自分の今の気持ちを言葉にしてみることから始めましょう。

辞める・辞めないを決める前に、まずは自分の気持ちを整理することがとても大切です。

たとえば紙や手帳にこう書き出してみてください:

  • 今日、一番しんどかったことは?
  • 「辞めたい」と思った瞬間はどんなとき?
  • 何が変わったら、もう少し続けられそう?

ある教員の方は、こうやって書き出してみたところ、 「子どもは好き、授業は好き、でも会議と雑務が限界」だと気づき、業務量の調整を相談できたそうです。

また別の方は、「辞めたい理由リスト」を作ったことで、「今の上司との関係」が最大のストレス源だとわかり、異動を意識するきっかけになったと言います。

それまでどうして自分が辛いのかすら分からなかった状態から
辛い原因を言語化できたことで自分で解決できる問題が見つかったと言えます。

今より状況をよくするために必要なのは「自分をよく知ること」が大事だと言えるでしょう。

ここでは、問題解決は目的ではありません。

書いた紙は残しておく必要はありません。すぐに破って捨ててしまっても、シュレッダーにかけてしまっても、いいと思います。誰も見ないので正直に自由に書いてみてください。

まず、今の自分はどんな状態なのか
それをぜひ言語化してしてみてください。

しっかり、今の自分の状態を知ることが明るい明日への一歩となるのです。

② 一時的に“距離”を取る(休職・異動など)

「もう限界かも」と思ったら、辞める前に“距離を取る”という方法もあります。

  • 医師の勧めで3ヶ月の休職を取った先生は、リフレッシュしたことで心身が回復し、「完全に辞めなくてもよかった」と実感したそうです。
  • 教務から特別支援学級に異動した先生は、業務の質と量が変わったことで気持ちに余裕が生まれ、継続できるようになったということです。

休職や移動は、「逃げ」ではないと私は思います。
「自分を守るための選択肢」としての“離れる”を、自分に許してあげてもいいのです。

「距離」は大事です。

でもそんな方法をとったら、やはり周りの先生になんて言われるか心配になりますよね。

そんな時は「自分が一番大事だ」ということを思い出してください。

だれも自分のことを理解してくれないと思ったら

またこのブログに戻ってきてください。

自分を大事にできる先生こそ、子どもたちを大事にできる先生だと私は思います。

③ 副業や学びで「次の一手」を持っておく

今すぐ辞めるつもりがなくても、いつかのために“種まき”をしておくと、心の安定につながるという考え方があります。

  • 教員を辞めるつもりでマーケティング講座に通い始めたら、「今の職場でもこのスキルが活かせそう」と感じ、視野が広がった
  • 平日夜や休日に副業として教材販売を始めたら、「自分の力で稼げる」という自信がつき、心が軽くなった(上司に許可をもらって)
  • SNSを始めたら、そこで人気が出て自信がついた
  • 匿名で、Xで毎日発信を続けていたら言語化スキルが上がって、子どもたちとコミュニケーションをとるのが得意になった

私も実は今、オンライン秘書のスキルを上げるためにWebマーケティングを学んでいますが、実際に小学校でもそのスキルが生かせていることに驚いているところです。

例えば

・ライティングスキル→子どもへの話し方が簡潔になり内容が伝わるようになった。
・自分や他人を理解するスキル→子どもや保護者の方の考え方が理解できるようになった。

などです。

教員に一見全然関係ないスキルに見えますが、とても大切な学びとなっています。
また学校の支援員をしながら、オンライン秘書をすることで余裕が生まれています。

今の仕事を続けながら、自分の未来の選択肢を増やすことは、視野が広がり、やめても次があるという余裕が生まれ、今の苦しみから少し解放されるのではないかと思うのです。

まとめ:「決断しない勇気」も、立派な選択肢

教員を辞めようか悩んだ末、
「辞める選択」をした先生も、「辞めない選択」をした先生も、どちらも尊い選択だと思います。
でも今、どちらかをすぐに選べないというならなら、それも正解だと思うのです。

それらを「辞める勇気」「辞めない勇気」というなら
選べない選択を「決断しない勇気」ということにしましょう。

それこそが、あなたの心と人生を守る選択かもしれません。

まずは今、目を閉じて深呼吸をしてみましょう。

そして、あなた自身の声を、静かに聞いてみてください。

自分を知ることで明日への一歩が見つかることでしょう。

「今すぐ、白・黒つけない」あなたの勇気を心から応援します。

最後まで読んでくれてありがとうございました。
他の記事も読んで行ってくれたらうれしいです(=^・^=)