こんにちは。ねこまるです。
小学校で発達障がい児、特別支援学級児童の支援員をしながら
先生のオンライン秘書をしています。
この記事を開いてくださってありがとうございます。
「教員を辞めたい」そう思ってしまう瞬間があるのは、決してあなただけではありません。もちろん悪いことでもありません。むしろ、あなたがちゃんと子どもと向き合って、全力で頑張ってきた証拠です。
決まった“時期”にしんどくなるという経験はありませんか?
どうかそんな自分を責めないでください。
それは実はとても自然なことなのです。
あなたは、金曜日の夜、ようやく子どもたちを帰して職員室のデスクに戻り、ふぅ…と息をつきます。
もう何日、まともな夜を過ごしていないだろう。
世の中の人はみんな楽しい夜を家族と一緒に過ごしているように思える。。
それに比べて、自分は
帰ってシャワーを浴びたら、そのまま布団に倒れ込む。
スマホを眺めながら、無意識に検索欄に打ち込んでいたのは
「教員 辞めたい」
「教員 しんどい」
「教員 限界」
「誰も自分を守ってくれない」
でも、検索結果のどれを見ても、「そんなの当たり前だよ」とか、
「うまくやる方法はこちら!」みたいな情報ばかりで、あなたの今の気持ちを真正面から受け止めてくれるものは少ない。
そんな夜にこそ、読んでほしいのがこの記事です。
教員が特に辞めたくなると言われているのは【4月・9月・12月・学年末】
この記事では、まずはそれぞれの時期の“しんどさ”の正体を探り、
そこから抜け出すための小さな処方箋をお届けします。
【4月】期待と不安の交錯|スタートの重圧がしんどい
なぜしんどいのか?
- 新年度でゼロから人間関係を築くプレッシャー
- 学級経営・行事準備・保護者対応など「一気に全部スタート」
- 「いい担任にならなきゃ」と自分に期待しすぎる
心の処方箋
- 自分だけじゃない。「4月は全国の先生がしんどい」と知っておく
- 最初から完璧なクラスは存在しない
- 1週間単位で「できたこと」を記録しておくと、達成感が見えやすくなる
【9月】夏休み明けのギャップと疲れがしんどい
なぜしんどいのか?
- 夏休み明けで生活リズムが狂いがち
- クラスの雰囲気が変わり、「荒れ」やすい時期
- 体力も気力も中だるみしやすい
心の処方箋
- 「9月は疲れる時期」と先に認めることで、焦らない
- 学期の再スタートとして「小さな目標」をクラスと共有する
- しんどい日は“自分を先生として評価しない日”にする
【12月】行事ラッシュと冬の疲れで限界を感じる
なぜしんどいのか?
- 授業・行事・通知表と「終わらせなければならない」タスクの多さ
- 子どもたちの集中力低下(クリスマス前の浮つき)
- 日照時間が短くなることでメンタルも落ちやすい
心の処方箋
- 「忙しいのは、あなたのせいではない」と書いたメモをデスクに貼る
- 全部終わらせようとせず、「やらなくていいこと」を書き出す
- あったかい飲み物を“ごほうび”にするなど、小さな癒しを習慣化
【学年末】終わりが近づくと湧き上がる、手放す不安と自己否定感
なぜしんどいのか?
- 「1年間何も変えられなかった」「自分はよい担任だったのか」と振り返って落ち込む
- 子どもとの別れが近づき、感情が揺れやすい
- 次年度への異動・分掌・引継ぎの準備が始まる不安
心の処方箋
- 「うまくいかなかったこと」より、「続けられたこと」を思い出す
- 子どもがくれたメッセージや出来事をメモに残す
- 「また来年度がある」と自分に言い聞かせて、余白を残す
「教員を辞めたい」と思ったときに、やってみてほしいこと
- 深夜にスマホを閉じて、まず一呼吸置く
- 「辞める/辞めない」ではなく、「休めるか」「変えられるか」を考える
- 誰にも言えないなら、ノートに全部書き出す
- AIやブログのような“聴いてくれる相手”に心を預けてみる
まとめ|しんどさにも“季節”があるから、越えられる
「辞めたい」と感じることは、あなたが手を抜かず、真正面から仕事に向き合ってきた証です。子どもを褒めるのも大事ですが、まずは自分のことを大いに褒めてあげてください。
だってすごいじゃないですか!
子どもの対応なんて、1人でも大変なのに何十人と対応しているんですから。
「しんどさ」には波があります。
季節が巡るように、心も回復するタイミングがきっと来ます。
この記事が、そのタイミングまであなたを支える“処方箋”になりますように。
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