こんにちは!
「ねこまる」と申します。人です。
「小学校で支援員をしながら、先生のオンライン秘書」をしています。
今日は
「毎日仕事量が多くて先生をやめたくなってしまう」
そんなあなたへ
「AIを使うことで少しでも楽になる方法」を
ご紹介したいと思います。
最後まで読んでいただけましたら幸いです(=^・^=)
はじめに:先生もAIを使う時代!!

「AIを使うのはずるい」「先生は自分の力でやるべき」…
生成AIが目まぐるしく普及する昨今
それでもそんなふうに思っていませんか?
子どもたちに「努力」の大切さを教えたい!!
だから先生も努力しないといけない!
そう考えているのではないでしょうか。
それは私も同じです。
「楽」=「努力をしない」=「成長しない」
この公式が私たちの中に染みついているような気がします。
そこで考えていただきたいのは、本当に「楽をすること」が悪いことなのか
ということです。
私は子どものころ、陸上競技のマラソンをしていた時期があります。
その時コーチに言われたことは「いかに楽に走ってタイムを出せるかを考えろ」ということでした。
私はとにかく「楽」を追求しました。
自分の体力を最大限に利用して、しかも「楽」に最後までマラソンを走り切るためには
食事だったり、体力を使わない走るフォームだったり、
あるいはここぞという時に全力を出すためにどこで休むかだったり
睡眠だったり
また、どんな場面に出くわしても動揺しないメンタルを鍛える方法も考えました。
それらを組み合わせて最高のパフォーマンスを出す必要があると考えたのです。
「楽を考えること」ということは最高のパフォーマンスを出すための「効率を考える」ということではないでしょうか。
決して「怠惰」であるということではないと私は思います。
AIは先生の負担を減らし、より良い授業をするための強力なサポートツールになります。
- 授業準備が時短できる
- 生徒一人ひとりに合った指導ができる
- 事務作業の負担を減らせる
AIは「先生の仕事を奪う」のではなく、「先生の力を引き出す」ためのツールなのではないでしょうか。
今回は、忙しい教員でもすぐに使える 「先生のAI活用法10選」 を
ご紹介します!
それを使う時の「メリット」と「注意点」も書かせていただきましたので、一緒に読んでいただけたらと思います。
① 教材作成をラクに!ChatGPTで授業準備を時短
ChatGPTに授業の準備なんてできるの?
そう思ったあなたこそ使ってみてほしいと思います。
【活用方法】
- 授業の流れを考える → 「○○について、授業の流れを考えてください」と指示
- ワークシート作成 → 「小学生向けの○○のクイズを作ってください」
- 板書の構成 → 「○○の単元で、効果的な板書の例を作ってください」
【メリット】
- 教材作成にかかる時間を大幅に削減!
- アイデアがすぐに手に入る
【注意点】
- 生成された内容は必ずチェック!
- 学習指導要領に沿っているか確認
② AIで授業スライドを自動作成(Canva・Tomeなど)
スライドを使って授業をしようと思ったら
「Canva」や「Tom」というAIがおすすめです。
PowerPointをよくお使いの方は「Copilot」も使ってみてください。
【活用方法】
- Canvaの「プレゼンテーションAI」機能でスライドを作成
- Tome AIでスライドの内容を自動生成
- PowerPointのCopilotでスライド作成の手間を軽減
【メリット】
- デザインの時間を大幅カット
- 見やすいスライドが簡単に作れる
【注意点】
- スライドの内容は適宜修正が必要
- 生徒に合わせたアレンジを加える
③ AIで生徒ごとの個別指導をサポート
AIはいろんな情報を持っていますので
こういっては何ですが、人間に相談するより
格段にいい意見をくれます。
AIが言っていることが正しいとは限りませんが、相談相手になってもらうには
この上ない友達、相棒になりえます。
【活用方法】
- ChatGPTに「この生徒の学習状況に合ったアドバイスをください」と指示
- AIが生徒の苦手なポイントを分析(EdTechツール活用)
- 課題のフィードバックをAIに作成してもらう
【メリット】
- 生徒一人ひとりに合わせた指導がしやすくなる
- 先生の負担を減らしながら個別最適化
【注意点】
- AIのアドバイスは参考にしつつ、最終判断は先生が行う
④ AIを使って漢字・単語のテストを自動作成
自作でテストを作ろうと思ったら、なにせ最初の0→1が大変なのは
1度はテストを作成したことのある先生ならお分かりでしょう。
AIにすべてを作ってもらうもらおうと思うのではなく
テストの「たたき台」を作ってもらうという考え方が良いかもしれません。
【活用方法】
- 「○○の漢字テストを作成してください」とChatGPTに依頼
- 英単語・計算問題などのドリルも自動生成
- QuizzizやKahoot!を使って、AIで問題を作成
【メリット】
- 先生が一から問題を作る手間がなくなる
- 生徒のレベルに合わせた問題を作れる
【注意点】
- 問題の正確性を必ずチェック!
⑤ AI音声アシスタントで授業中のサポート
これは学校によって考え方が違うと思うので
AIを授業中に利用してよいかは上司に相談が必要ですが、
私は授業中のAI活用は、十分有効な手段だと考えます。
【活用方法】
- SiriやGoogleアシスタントに「○○の計算をして」と頼む
- 授業中にすぐに答えを検索できる
- AIスピーカーを活用して、発音練習やクイズ出題
【メリット】
- 先生の負担を減らしながら、授業のテンポを上げる
- 簡単に活用できる
【注意点】
- すべてをAIに任せず、適度に活用する
⑥ AIで宿題の丸付けを自動化(EdTechツール活用)
採点業務は、教員の業務の中でも地味に時間を取る仕事のひとつです。
特にテスト期間中や提出物が多い時期には、負担が一気に増します。
教員の中で分担するといった取り組みも
学校によっては取り組まれているとは思いますが、
この業務をAIが担ってくれたら、大いに助かること間違いなしです。
【活用方法】
- Google Classroomの自動採点機能を活用
- AI搭載の採点アプリ(GradeCamなど)を利用
- 自動フィードバック機能を活用し、生徒の学習をサポート
【メリット】
- 先生の採点時間を大幅カット
- フィードバックを素早く返せる
- 気を使って人に頼まなくてもよい
【注意点】
- 記述式の問題には対応しにくい
⑦ AIで授業の振り返りを自動化(議事録ツール)
AIの音声機能を利用すれば
音声をすぐに文字化して「要約して」と言えばしてくれます。
【活用方法】
- Notion AIやGoogle DocsのAIで、授業の振り返りを自動作成
- 授業中のメモをAIが整理
【メリット】
- 振り返りの時間を短縮
- 記録を簡単に整理できる
【注意点】
- AIの要約が完全ではないこともあるので、最終チェックは必要
⑧ AIで校務作業を効率化(文書作成・スケジュール管理)
何度もお伝えしていますが、AIを使うメリットとして
の一番は「0→1」の作成時間の短縮です。
AIに文書の「たたき台」を作ってもらったり
作った文書の「校正」をしてもらうのに最適です。
【活用方法】
- ChatGPTで公文書や報告書を下書き
- AIカレンダーでスケジュール管理
【メリット】
- 事務作業の負担が大幅に減る
- 作業の効率化が進む
【注意点】
- AIが作った文書は必ず最終チェックを行う
⑨ AIを活用した保護者対応(メール・文書作成)
【活用方法】
- ChatGPTで保護者向けのお知らせを作成
- 相談メールの返信文を考えてもらう
【メリット】
- 文書作成の時間を短縮
- 伝え方の参考にできる
【注意点】
- AIが生成した文章は、人間らしい温かみを加えて調整する
⑩ AIを使って授業をもっと楽しく!
【活用方法】
- ChatGPTに「生徒が楽しめる○○の授業アイデアをください」と依頼
- VR・AR教材と連携
【メリット】
- 創造的な授業が簡単にできる
【注意点】
- AIのアイデアは、先生の経験と組み合わせて活用
まとめ:AIは「先生の相棒」!

どうですか。何かひとつでもご興味を持たれたものがありましたでしょうか。
AIをうまく活用すれば、先生の負担が減り、「より生徒に向き合う時間」 を増やすことができるでしょう。
最近のAIの普及の速さを見ていると、先生もAIを活用する時代になった!と思えてなりません。努力が大事というならAIを活用することに努力してみてもよいのかもしれません。
まずは一つでも試してみて下さい!
できるところから試してみて、AIを「先生の相棒」にしていきましょう!
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
他の記事も読んでいただけたらうれしいです(=^・^=)
またね!