こんにちは!
「ねこまる」と申します。人です。
「先生を心から応援したい女」です。
今日は「先生をやめたいと思うあなた」へ
「7割の力で頑張る勇気」について
お話ししようと思います。
最後まで読んでいただけましたら幸いです(=^・^=)
はじめに:完璧を目指して苦しくなっていませんか?
「もっと良い授業をしなきゃ」
「生徒一人ひとりに丁寧に向き合わなきゃ」
「すべての業務を完璧にこなさなきゃ」
教師という仕事は、非常にやりがいのある職業ですが、
同時にプレッシャーも大きいものです。
特に真面目で責任感の強い先生ほど、
「完璧を目指さなければ」と自分を追い詰めてしまいます。
しかし、すべてを100%の力でやり続けるのは現実的に不可能です。
この記事では、「完璧な先生でなければならない」という思い込みを手放し、
7割の力で頑張る勇気を持つことのメリットと、
実際にどのようにすればよいかを具体的に解説します。
1. なぜ先生は完璧を求めすぎてしまうのか?
まず、「なぜ先生は完璧を目指してしまうのか?」について考えてみましょう。
① 教育に対する強い責任感
先生は「子どもたちの未来を左右する重要な仕事」を担っています。
そのため、「自分のミスが生徒に悪影響を及ぼすのでは?」と
過度にプレッシャーを感じやすいです。
② 周囲の期待が高い
保護者や管理職、同僚の先生からの期待や評価を気にして、
「ミスをしてはいけない」「全てのことを完璧にこなさなければ」
と思い込んでしまいます。
③ 他の先生と比較してしまう
「○○先生はこんなに素晴らしい授業をしている」
「□□先生は保護者対応が完璧だ」など、周囲と自分を比べてしまい、
「もっと頑張らなきゃ」
と無理をしてしまうこともあります。
④ 教員文化の影響
教育現場では、長時間労働や多忙なスケジュールが当たり前になっているため、
「忙しくしているのが普通」「頑張るのが当然」という文化が根付いています。
こうした要因が重なり、多くの先生が「完璧でなければならない」と思い込んでしまうのです。
2. 完璧主義が引き起こす問題とは?
「完璧を目指すこと」は一見良いことのように思えますが、実は大きなデメリットもあります。
① 精神的な負担が大きくなる
常に100%を求めると、少しでもうまくいかないと「ダメな先生だ」と自分を責めてしまいます。これが積み重なると、燃え尽き症候群(バーンアウト)につながることも。
② 仕事量が増えすぎてしまう
すべてを完璧にやろうとすると、どんどん仕事が増えてしまいます。
- 授業準備に何時間もかける
- 保護者対応を完璧にしようとする
- 校務を全てきっちりこなそうとする
結果として、時間が足りず、疲れ果ててしまいます。
③ 生徒と向き合う余裕がなくなる
完璧を求めすぎると、目の前の生徒としっかり向き合う時間が減ってしまいます。
授業の準備や雑務に追われ、心の余裕がなくなると、生徒の小さな変化にも気づけなくなってしまいます。
④ 失敗を恐れてチャレンジできなくなる
「絶対にミスをしてはいけない」という意識が強すぎると、
新しいことに挑戦するのが怖くなります。その結果、成長の機会を失ってしまうことも。
3. 7割の力で頑張るメリット
「100%の力を出し続ける」のではなく、「7割の力で頑張る」と、
どんな良いことがあるのでしょうか?
① 仕事の負担が軽くなる
- 授業準備に時間をかけすぎず、「必要なところだけしっかり準備」する
- 事務作業を効率化し、無駄な時間を削減する
- 「完璧でなくてもOK」と思えると、心理的に楽になる
② 生徒との時間を増やせる
授業準備や校務に追われすぎず、生徒と向き合う時間を増やせます。
③ 失敗を怖がらず挑戦できる
「100%完璧にやらなきゃ」と思わなくなると、失敗を恐れずに新しいことにチャレンジできるようになります。
④ 長く続けられる働き方になる
「全力疾走」ではなく「ペース配分」を考えることで、無理なく教員生活を続けられるようになります。
4. 具体的にどうすれば7割の力で頑張れるのか?
① 「やらなくていいこと」を決める
すべてを完璧にこなすのではなく、「ここまではやる」「ここは手を抜く」と、
仕事の優先順位を明確にしましょう。
② 「時間を決めてやる」
- 授業準備は1時間以内に終わらせる
- 校務は集中して短時間で片付ける
- だらだら残業せず、定時で帰る意識を持つ
③ 80点でOKと考える
授業、保護者対応、校務など、すべてを100点にする必要はありません。
「80点でOK」と考えることで、気持ちが楽になります。
④ 相談する習慣をつける
一人で抱え込まず、周囲の先生や先輩に相談しましょう。
負担を分け合うことで、無理をしなくて済みます。
まとめ:「7割の力」でちょうどいい!
完璧な先生を目指すのではなく、「7割の力で続けられる働き方」を目指しましょう。
- 仕事量を減らす勇気を持つ
- 心理的な負担を軽くする
- 生徒との時間を大切にする
- 長く続けられる働き方をする
「完璧じゃなくてもいい」と思えるだけで、心がぐっと軽くなります。無理をせず、あなたらしい先生として、生徒と向き合っていきましょう!