こんにちは!
「ねこまる」と申します。人です。
「小学校で支援員をしながら、先生のオンライン秘書」をしています。
今日は「失敗するのがどうしても怖いと思ってしまう先生」へ
「うまくいかない授業も学びに変える思考法」について
お話ししようと思います。
最後まで読んでいただけましたら幸いです(=^・^=)
はじめに:先生が「失敗」を恐れる理由
「授業がうまくいかなかったらどうしよう…」
「生徒に飽きられたら?保護者にクレームを言われたら?」
「失敗したら、同僚や管理職に評価を下げられるかもしれない…」
先生という仕事は、毎日多くの判断をしながら進める必要があり、その中で「失敗をしてはいけない」とプレッシャーを感じてしまうことが多い職業です。
しかし、ご存じの通り「失敗=悪」ではありません。
むしろ、「失敗こそが成長のチャンス」なのです。
そこが分かっているようで
やはり失敗したくないと思ってしますのが人間なのだと思います。
この記事では、授業や教員生活での失敗をポジティブに捉え、学びに変える思考法について詳しく解説していきます。
1. 先生が失敗を恐れる4つの理由
まず、なぜ先生が失敗を恐れてしまうのか、その背景を理解しましょう。
理由は4つあります。
① 完璧であるべきというプレッシャー
「先生は生徒の手本でなければならない」「常に正しい指導をしなければならない」
と思い込んでいませんか?
実際には、先生も人間です。間違えることもあるし、すべての授業が完璧に進むわけではありません。むしろ、「先生も失敗するんだ」と生徒に見せることで、子どもたちに挑戦する勇気を与えることができるのです。
② 生徒や保護者の評価を気にしすぎる
「生徒がつまらなそうにしていた」「保護者からクレームが来た」など、
周囲の評価を気にしてしまうことも、失敗を恐れる原因になります。
しかし、すべての生徒を100%満足させる授業は存在しません。
時にはクラスの反応が悪かったり、保護者対応がうまくいかなかったりすることもあります。しかし、重要なのは、その経験から何を学び、どう改善していくかです。
③ 他の先生と比べてしまう
「○○先生の授業はすごくうまい」「□□先生は生徒から人気がある」と、他の先生と比べてしまい、自信を失うこともあります。
しかし、先生のスタイルは人それぞれ違います。他の先生と比較するのではなく、自分なりの強みを活かした授業スタイルを見つけることが大切です。
④ 過去の失敗経験がトラウマになっている
「以前、大きな失敗をしてしまった…」「生徒の前で言葉に詰まってしまった」など、過去の失敗が心のブレーキになっていることもあります。
しかし、過去の失敗は未来の成功の種でもあります。「あのときの失敗があったから、今はこうできるようになった」と思えるような成長を目指しましょう。
2. 失敗をポジティブに捉える3つの思考法
では、具体的にどのようにすれば失敗を学びに変えられるのでしょうか?
① 「失敗=データ収集」と考える
失敗したとき、「なんでダメだったんだろう?」と落ち込むのではなく、「どこがうまくいかなかったのか?」とデータ収集をする感覚を持ちましょう。
- 授業が盛り上がらなかった→どの部分で生徒の集中が切れた?
- 板書がうまくできなかった→何を工夫すれば見やすくなる?
- 保護者対応でトラブルになった→次回、どのように伝えればよかった?
このように、「失敗=改善点を見つけるチャンス」と考えることで、前向きに捉えられるようになります。
② 「小さな成功」を見つける
失敗ばかりに目を向けてしまうと、自信をなくしてしまいます。そこで、「少しでもうまくいった部分」を探す習慣をつけましょう。
例えば、授業が思ったように進まなかったとしても、
- 以前よりも生徒の発言が増えた
- 最後まで説明を落ち着いてできた
- ひとりの生徒が「面白かった!」と言ってくれた
こうした「小さな成功」に目を向けることで、自己肯定感が高まり、次の授業にも前向きに取り組めるようになります。
③ 失敗談を共有し、学び合う
失敗をひとりで抱え込まず、同僚や先輩の先生と共有するのも効果的です。
- 「こんな失敗をしたんだけど、どうすればよかったと思う?」
- 「実は、前に似たような失敗をしたことがあって…」
こうした会話をすることで、意外と他の先生も同じような経験をしていることに気づき、安心できます。また、他の先生のアドバイスから新たな学びを得ることもできます。
3. 失敗を成長につなげるための行動プラン
① 授業の振り返りを習慣化する
授業後に、「何が良かったか」「何を改善できるか」を簡単に振り返る習慣をつけましょう。
- 良かった点:○○の説明が分かりやすかった、生徒が積極的に発言してくれた
- 改善点:板書のスピードをもう少し上げる、クラスの後ろの生徒とももっと目を合わせる
このように具体的に振り返ることで、次の授業に活かしやすくなります。
② 「試してみる」精神を持つ
新しいアイデアや授業方法を「まずは試してみる」という気持ちで取り組みましょう。うまくいかなかったとしても、「なぜダメだったのか?」を考え、次に活かせばOKです。
③ 自分を褒める習慣をつける
「今日の授業、ここはよかった!」と、自分自身を褒めることも大切です。小さな成功を認めることで、自己肯定感が高まり、失敗を引きずりにくくなります。
まとめ:失敗を恐れず、前向きに挑戦しよう!
- 失敗は悪いことではなく、成長のチャンス
- 失敗を「データ収集」と考え、学びに変える
- 小さな成功を見つけ、自信を積み重ねる
- 周囲と共有し、失敗から学び合う文化を作る
完璧な先生でなくても大丈夫。失敗を学びに変えながら、一歩ずつ成長していきましょう!