自信を取り戻すヒント

こんなはずじゃなかった!教員一年目で自信喪失:乗り越え方と成長のコツ

こんにちは!

「ねこまる」と申します。です。
「先生を心から応援したい女」です。

今日は「教員一年目で自信喪失してしまったあなた」

「乗り越え方と成長のコツについて
お伝えしようと思います。

最後まで読んでいただけましたら幸いです(=^・^=)

はじめに:1年目の先生が感じる「自信喪失」のリアル

教員1年目は、夢や希望を持ってスタートしたものの、現実の厳しさに直面して
「自分には向いていないのでは?」「このままで大丈夫なのか?」と不安になる時期です。

多くの先生が以下のような悩みを抱えています。

  • 授業がうまくいかない:子どもたちが集中してくれない、思ったように伝わらない。
  • 生徒対応に苦戦:生徒の気持ちが分からず、うまく関係を築けない。
  • 保護者対応に戸惑う:クレームや相談への対応が難しい。
  • 業務量が多くてパンクしそう:授業準備、校務、書類仕事などで毎日忙しい。
  • 職場の人間関係に悩む:先輩や同僚との距離感、管理職とのやり取りに疲れる。

しかし、1年目で自信を失うことは珍しくありません。
むしろ、多くの先生が通る道です。
本記事では、そんなあなたが「自信を取り戻し、成長していくための具体的な方法」を紹介します。


1. 1年目の先生が自信を失いやすい理由

①「理想」と「現実」のギャップ

「子どもたちの役に立ちたい」「良い授業をしたい」という理想を持って教員になったものの、現実は思い通りにいかないことが多いものです。

  • 予想以上に授業が難しい
  • 子どもたちが思ったように反応してくれない
  • 先生としての権威が通用しない

このギャップに苦しみ、「向いていないのでは」と思ってしまいます。

②「正解がない仕事」に対する戸惑い

教員の仕事はマニュアル通りにいかないことが多く、試行錯誤の連続です。

  • 授業でうまくいく日もあれば、全然ダメな日もある
  • 生徒ごとに対応が異なり、万人に通じる正解がない
  • 先輩に相談しても「経験を積むしかない」と言われる

この「正解がない状態」がプレッシャーになり、不安を感じる原因になります。

③「失敗=ダメな先生」という思い込み

1年目の先生は、どうしても「失敗=ダメな先生」と考えがちです。
しかし、実際には失敗を通じて学ぶことこそ、成長の近道なのです。

「失敗したっていい」

そんなことは分かっているんです。

でも、やはり失敗はしたくないのが人だと思います。
私もできたら失敗したくないです。
「先生すごい!」と言われたい。

でも、人生で大事なのは失敗して
その後、どう立ち上がるかだと思うのです。

そのプロセスを身をもって子どもたちに見せてあげてください。

子どもたちはきっとそんな先生のことが大好きになります。

2. 自信を取り戻すためのマインドセット

① できないことにフォーカスしすぎない

「できないこと」ばかりに目を向けると、どんどん自信を失ってしまいます。
「できたこと」や「成長したこと」に目を向ける習慣をつけましょう。

  • 1週間の中で「うまくいったこと」を振り返る
  • 子どものちょっとした変化に気づく
  • 小さな成功体験を大切にする

例えば、
「昨日よりもスムーズに授業を進められた」
「生徒が笑顔で話しかけてくれた」

「誰も見ていないところでごみを拾った」
など、小さなことでもOKです。

私は毎日、寝る前に日報をつけています。
仕事のタスクチェックが主な目的ですが
最後に「今日できたこと」を3つ書くようにしています。

ちなみに昨日は
・読書を5分できた
・トイレ掃除をした
・苦手な人に自分から「おはよう」と言った
の3つを書きました。

そんな小さい小さい成功の積み重ねでよいのです。
自信に満ちた今があるのはそのおかげだと思います。

子どもたちを褒めることも先生にとってとても大事なことですが
まずは自分をたくさん褒めてあげましょう!

②「完璧な先生」を目指さない

「1年目から完璧な先生にならなければ」というプレッシャーは不要です。
最初はうまくいかなくて当たり前

大事なのは、少しずつ成長していくこと

  • 1年目は「試行錯誤の期間」と割り切る
  • うまくいかないことがあっても落ち込みすぎない
  • 先輩教員も最初は同じように悩んでいたことを知る

③ 相談することを恐れない

1人で抱え込まず、周囲の先生に相談する習慣をつけましょう

  • ちょっとしたことでも先輩に聞いてみる
  • 同期の先生と情報交換をする
  • 管理職に悩みを共有する

「相談する=頼りない先生」ではなく、「相談できる=成長しようとしている証」です。

「相談したのに何も教えてくれない」
という声をよく聞きます。

相手は何も教えてくれないかもしれませんが、
「相談した」
という行動が、相手の心を動かします。

「次はちゃんと答えてやろう」と相手は悔やんでいるかもしれません。

相手のことは置いておいて
まずは「相談した自分」をめいいっぱい褒めてあげましょう!

3. 実践的な解決策

① 授業の進め方を工夫する

  • シンプルな授業設計を心がける(詰め込みすぎない)
  • 生徒とのコミュニケーションを増やす(双方向型にする)
  • 授業の振り返りを習慣化する(良かった点・改善点をメモ)

② 生徒との関係づくり

  • 笑顔で接する(第一印象が大切)
  • 生徒の名前を早く覚える
  • ちょっとした雑談をする
  • ルールは明確に、でも柔軟に対応する

③ 仕事の効率化

  • 事務作業の時間を決める(ダラダラやらない)
  • 使えるデジタルツールを活用する
  • 優先順位をつけて仕事を整理する
  • ひとりで抱え込まず、支援員などに頼めることは頼む。

4. 「1年目を乗り越えた先生」の声

ケース1:授業が苦手だった先生の話 「最初は授業がうまくいかなくて、自信を失いました。でも、先輩に相談しながら、少しずつ改善点を見つけて実践するうちに、子どもたちの反応が変わりました。」

ケース2:職場の人間関係に悩んだ先生の話 「職員室でうまくなじめず、孤独を感じていました。でも、思い切って挨拶を積極的にするようにしたら、自然と会話が増えて関係がよくなりました。」

まとめ:1年目は「成長のチャンス」!

1年目で自信を失うのは珍しいことではありません。
でも、自信を失う必要もないのです。
自信を無くした今
「教員に向いていない」と決めつけてしますのはあまりにも早いのではないでしょうか。
成長するための大切なプロセスだと考えることが非常に大事なことだと私は思います。

この時期を乗り越えるヒントは次の3つになります。

  • できることに目を向ける
  • 完璧を求めすぎない
  • 周囲を頼る

1年目を乗り越えた先には、自信を持って授業ができる未来の自分がいます。
焦らず、一歩ずつ前に進んでいきましょう!